出典元:(女子SPA!)
アナタは温泉が好きですか?
首都圏からだと箱根・草津あたりがアクセスも良く人気ですね。筆者も大の温泉好きで、箱根・熱海あたりに年に3回以上は出かけています。
⇒【写真】丼からはみ出る“とり天”に舌鼓!
日本が世界に誇れる温泉観光地といえば大分県ですよね。全国で最も多い源泉数は4,000を超えており、「おんせん県」と呼ばれているコトは有名ですね。
温泉好きなら行かねばならぬと、土日の弾丸で行ってまいりました。
◆温泉名所の別府と由布院
今回の旅行では、1日目は別府・2日目は由布院と、温泉の2大観光地をまわりました。「別府の温泉街はさびれてきているらしい……」という話を聞いていたのですが、にぎやかとは言えないですが、レトロで渋い魅力があるというのが、別府の温泉の印象です。
一方で、由布院は箱根以上に観光地感があり、外国人(特に韓国人)が多かったです。インバウンドはモノからコトに変わったと言いますが、日本の温泉は外国人旅行者には大人気のようです。
そんな別府と由布院のオススメ温泉とグルメを、2回にわたってご紹介します。今回は別府編をお届けします!
◆別府のミシュラン3つ星温泉へ
別府駅の周辺は噂通り閑散としており、寂れ感は否めません。が! 駅前に昭和レトロな激安温泉があり、おんせん県に来た! とテンションが上がります。
ここはたった200円で温泉が楽しめるようで、密かに人気スポットらしいです。
最初に向かったのは、日本で唯一ミシュランの三ツ星を獲得している温泉である『ひょうたん温泉』。少し不便な場所にありますので2人以上であればタクシーをオススメします。
まさに温泉のエンターテインメント施設という感じで、露天風呂はもちろん、ミストサウナや砂湯(温泉熱で温まった砂に埋もれる入浴)、滝湯(打たせ湯)ほか様々な温泉に、温泉の蒸気を使った地獄釜で作った蒸し料理や、大分名物のとり天や魚介料理、デザートまで揃っています。
さすがミシュラン三ツ星だけあって、丸一日飽きずに過ごせそう。
私は長時間温泉に浸かるのが大好きなので、先に温泉卵(味がしみてて美味)をいただき、たっぷり2時間の入浴後は瓶の牛乳(ヨーグルトですが)をいただきました。
ちなみに、ひょうたん温泉で世間話をしていた地元のおばちゃん曰く、別府では竹瓦温泉も雰囲気も良く、人気でオススメとのコト。
◆大分名物の“とり天”こと鶏天ぷらに舌鼓
その後、トリップアドバイザーのランキングで別府2位の『とよ常』で、大分名物の“とり天”と1番人気の特上天丼に舌鼓を打ちました。
ボリュームたっぷりの特上天丼750円、とり天650円とリーズナブル。
それにしても、別府はそこら中のマンホールや公園から湯気が立ち込めています。さすがおんせん県……!
続いて翌日は早朝に、別府の海岸の砂浜にある海浜砂湯に行ってまいりました。以前に鹿児島県の指宿(いぶすき)の砂むし風呂を紹介しましたが、開放的な海バージョンです。
陽が直接当たらないように傘は差してくれますが、顔も体もかなり……熱かったです。でもデトックス効果でお肌はツヤピカになりますよ~!
そんなわけで、レトロで味のある昔ながらの温泉街・別府をあとにして、次の目的地である由布院へ向かいます!